バイクを高く売るコツ

バイクを長く嗜まれている方であれば、これまでにも何度かバイクの買取をしてもらったことがあるのではないでしょうか?そして、買取を依頼しようと思う度に「どのような買取店に買取依頼をすればいいのだろう?」と思ったことはありませんか?

深い付き合いのあるバイクショップがあり、そこでは買取も依頼できるという話であれば問題はないかも知れませんが、少しでもバイクを高額で買い取ってもらいたいと思った場合にはバイクショップでの買取が最適解であるとも限りません。

そして、このような疑問は決して長くバイクを嗜まれているライダーさんだけでなく、バイクを楽しみ始めたばかりの初心者ライダーさんにも共通していることだといえます。

そこで、今回の記事ではバイクの買取を依頼する際の店舗選びはどのように行えばよいのかを、ポイント6選と題して徹底的に解説していこうと思います。ぜひ最後までご覧になってください!

買取店選びのポイント6選!

「バイクの買取なんてどこにお願いしても変わらないんでしょ?」なんてお考えの方はいらっしゃいませんか?結論をいうならば、決してそんなことはありません!

バイクを買い取ってもらうと一言にいったとしても、買取を実施しているショップにはそれぞれの特色がありますし、場合によっては買取をメインジョブとしてはいないものの買取サービスをサブジョブとして実施しているバイクショップなどもあります。

バイクショップと買取専門店での買取を比較するとなると、やはり買取に関して多くの実績を積んできている買取専門店の方が、依頼者にとってより多くのメリットが得られるサービスを提供してくれる可能性は高いといえます。

そこで、ここでは買取専門店に焦点を当てて、ご自身が買取依頼を出す際にどのような買取専門店を選択すればよいのかを以下6つのポイントに分けてご紹介していこうと思います。

  • 大手の買取専門店であれば安定したサービスを受けやすい
  • 個人の買取店に依頼すれば大手買取店以上に高値が付く可能性もある
  • 買取強化店や専門買取店ならば着実な高額査定を狙いやすい
  • バイクが不動車であるならば廃車買取専門店へ
  • 持ち込み売却対応の買取店を選べば即日現金化してもらえる
  • 買取店へのバイクの持ち込みが面倒ならば出張買取対応店を

それぞれのポイントを詳しくご紹介していきます。

大手の買取専門店であれば安定したサービスを受けやすい

さまざまな特徴を持つ買取専門店があるかと思いますが、大手買取店の一番の強みは、どの店舗に買取依頼を出したとしても差が生まれないようにサービスのマニュアル化が図られている点にあります。

加えて、年中無休営業や出張買取サービスなど、大手買取店だからこそサービスの裾野を大きく広げられる点も買取依頼者にとっては嬉しい点だといえます。

さらに、サービスの裾野の広さという点では各大手買取専門店が独自に実施する大々的なキャンペーンも大きな強みだと思います。一例としては期間限定での査定額アップキャンペーンや、査定依頼者に対してのプレゼントキャンペーンなどです。

このようなキャンペーンが用意されていると誰であってもサービスを利用したくなるかと思います。そのため、お店の雰囲気としても足を運びやすい環境づくりが為されている可能性は高く、バイクへの知識が十分でない方であっても利用しやすくなっているといえます。

個人の買取店に依頼すれば大手買取店以上に高値が付く可能性もある

大手の買取店と比較して個人買取店が強く押し出せる魅力は、マニュアルに縛られない自由度の高いサービスの提供にあるといえます。

店舗オーナーの買取に対するノウハウの蓄積などに基づいて買取価格が決定されることも多く、交渉によっては大手買取店に依頼するよりも高額査定を出してくれるケースは決して珍しいことではありません。

特に、ノウハウの蓄積の観点で買い取ったバイクを業者オークション等に流さずに独自に販売まで持っていくことのできる流通ルートを持っている買取店であれば、更に想定した以上の高額査定を提示してもらえる可能性も捨てきれません。

加えて、オーナーのノウハウはもちろん、オーナーの心持ちによっても査定額に変動が生じるのが個人買取店の特徴でもありますので、お互いに信頼関係のある買取も実施しているバイクショップがあるのならば、一度買取に関して相談してみるのもおすすめだといえます。

買取強化店や専門買取店ならば着実な高額査定を狙いやすい

バイクの買取店それぞれが買取から販売までの独自の流通ルートを有しており、それらが影響することで、特定の車種のバイクの買取であれば高額査定を実現してくれる買取強化店や専門買取店も存在します。

ご自身がお乗りになっている車種を積極的に買い取っている買取店をきちんと選択しなければ結果的に損をしてしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、どのような車種の買取強化が実施されているのかなど、店舗のホームページをきちんと確認するようにしてみましょう。

そして、ご自身が乗っている該当の車種があるならば買取依頼先の候補として検討しておくように為さればよいかと思います。

バイクが不動車であるならば廃車買取専門店へ

バイクを買い取ってもらおうとする経緯の中では、新たに乗ってみたいバイクの候補が挙がったからというケース以外にも、ガレージで眠ったままになっていたバイクを久しぶりにエンジンを掛けようとしても掛からず不動車になってしまったからというケースもあるかと思います。

そのように不動車のバイクを買い取ってもらいたい場合には廃車の買取サービスも実施している買取店へ査定依頼を出すようにしましょう。

不動車や故障車、事故車などはバイクとして安全な利用をしてもらうにあたって特定の修理が必要となってしまうことがあるため、結果的に問題の見られないバイクを買い取るよりも多くの費用が掛かってしまうこととなり、買取を敬遠される傾向にあります。

しかしながら、廃車の買取サービスを実施しているような買取業者であれば、乗れなくなってしまったバイクを解体してから、独自の海外販路などを活用して解体で得られたバイクのパーツを販売するなども積極的に行っています。

特にホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの国内4メーカーのバイクは海外で人気が高く、事故車でなければ(不動車・故障車であれば)高値で取引してもらえるということもあります。

廃車買取も実施している買取店であれば、本来ならば査定さえ行ってもらえなかったバイクに数万円の買取査定を出してもらえる可能性が残されていますので、不動車・故障車だからといってあきらめずに査定依頼を出してみてもらえればと思います。

持ち込み売却対応の買取店を選べば即日現金化してもらえる

バイクを少しでも早く現金化してもらいたい場合には、持ち込み売却に対応している、かつ実店舗のある買取店へと買取依頼を出すことが必要となります。

買取店までバイクを持っていけば、その日のうちに査定から現金化までを行ってもらえます。このように持ち込み売却の大きな強みはスピーディーな現金化にあるといえます。

注意点としてはバイクを持ち込んで現金化をした後にはバイクを足として使うことができなくなっていますので、帰りの移動手段を忘れずに検討するようにしましょう。

買取店へのバイクの持ち込みが面倒ならば出張買取対応店を

「買取依頼を出すためにはバイクを買取店まで直接運ばないといけない」とお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、時間的・場所的などの都合によっては買取店へと運ぶことが難しいということもあるかと思います。

そのような際には出張買取に対応している買取店に査定依頼を出すようにしてみましょう。出張買取であれば査定士が自宅まで足を運んできてくれるため、ご自身のスケジュールの都合に合わせやすくなります。

そして、査定価格に納得できれば晴れて契約成立となり現金引換えで即バイクの引き取りが行われることとなります。

また、出張買取のメリットには上記のような買取のための負担を軽減できるだけでなく、クーリングオフ制度が適用される点にもあります。出張買取を実施する査定士さんの中には、査定後、強引にでも売却手続きまで行おうとする方もいらっしゃいます。

「勢いに負けて売却手続きまで結んでしまったものの、もう少し他の買取店との比較を行いたい」ということもあるかと思いますが、契約締結から8日以内にキャンセルを申し込めばクーリングオフが適用され引き取ってもらったバイクを取り戻すことが可能となっています。

注意点としては出張買取における査定費用は無料となっているものの、中には出張費用を請求する業者もあるため、出張買取を依頼する前にホームページ等で確認するようにしておきましょう。

【まとめ:買取店選びは比較することが大事!】買取店の特徴を理解するとともに一括査定依頼も活用してみよう!

バイクの買取店選びのポイント6選と題してご説明してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?バイクの買取で少しでも高額買取を実現してもらうためには今回の記事でご紹介したように、どのような買取店に買取依頼を出すかが非常に重要になります。

また、似たようなサービスを提供している買取業者であっても、査定額を算出するにあたってのさまざまな要因から結果的に、提示される査定額に差が生じることもあります。

このようなことも考慮すると、”ご自身がどのようにバイクを買い取ってもらいたいのか?”だけでなく、”同類の買取店の中でもどの買取店が最も高額買取を実現してくれるのか?”も視野に入れることが重要だといえます。

そのような場合には一括査定依頼サービスを利用することも1つの策となります。各種の査定方法の特徴などに関しては以下の記事にて詳しく紹介していますので、お時間の許す際にぜひそちらもご覧になってみてください!