バイク選びで悩んでいませんか?特に中型二輪は、選択肢が多く迷うことも。でも、将来の売却も考えると、リセールバリューの高いバイクを選ぶのが賢明です。
実は、中型二輪にも高値で売れる人気モデルがあるんです。スポーツタイプから街乗り向けまで、様々なジャンルで注目の車種があります。
このコラムでは、リセールバリューの高い中型二輪バイクをご紹介します。人気モデルの特徴や魅力を知れば、あなたにぴったりのバイクが見つかるかもしれません。将来の売却も視野に入れた、賢い選択をしましょう。
リセールバリューが高い人気の中型二輪
リセールバリューとは、バイクを売却する際の価値を指します。新車価格に対する中古車の販売価格や買取価格の割合で表されることが多く、高いリセールバリューは将来的な売却時に有利に働きます。
リセールバリューが高くなるポイントには、ブランド力や人気度、耐久性、希少性などがあります。また、定期的なメンテナンスや丁寧な扱いも重要です。中型二輪では、スポーツバイクや人気モデルがリセールバリューを維持しやすい傾向にあります。
特に400ccクラスの4気筒エンジンを搭載したモデルは、高い人気と性能を誇り、リセールバリューも比較的高くなっています。例えば、カワサキのNinjaZX-4RシリーズやホンダのCBR400Rなどが挙げられます。これらのバイクは、スポーティーな外観と高性能エンジンを兼ね備え、幅広い層から支持を得ています。
NinjaZX-4RR|Kawasaki
NinjaZX-4RRは、カワサキが2023年に発売した400ccクラスのスーパースポーツモデルです。399cc水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は77PS(ラムエア加圧時80PS)を誇ります。
特徴的なのは、高回転型エンジンで15,000rpmを超える領域まで回ることができ、サーキット走行でも存分に性能を発揮します。また、ショーワ製BFRC-liteリアショックアブソーバーやSFF-BPフロントサスペンションなど、高性能なパーツを採用しています。
ZX-4RRは、スポーツ走行を重視したセッティングと充実した装備により、サーキット走行やスポーティなライディングを楽しみたいライダーに人気があります。高性能と希少性から、リセールバリューも高く維持される可能性が高いモデルといえます。
NinjaZX-4RSE|Kawasaki
NinjaZX-4RSEは、ZX-4RRと同じ399cc水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジンを搭載したスポーツモデルです。最高出力は77PS(ラムエア加圧時80PS)で、ZX-4RRと同等の性能を持ちます。
ZX-4RSEの特徴は、よりストリート向けにセッティングされた点です。リアサスペンションはZX-4RRほど本格的ではありませんが、プリロード調整機能を備えています。また、スモークウインドシールドやUSB電源ソケット、フレームスライダーなど、実用的な装備が標準で付属しています。
このモデルは、高性能なスポーツバイクの性能を日常的に楽しみたいライダーに人気があります。スポーツ性能と実用性のバランスが取れており、幅広い用途に対応できることから、リセールバリューも比較的高く維持される傾向にあります。
CBR400R|Honda
CBR400Rは、ホンダが展開する400ccクラスのフルカウルスポーツモデルです。399cc水冷4ストローク直列2気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は46PS/9,000rpmを発揮します。
2024年モデルでは外観デザインが一新され、より精悍なスタイリングとなりました。また、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)や5インチフルカラーTFTメーター、HondaRoadSyncなど、最新の電子制御技術を採用しています。
CBR400Rの特徴は、スポーティな走りと日常での扱いやすさを両立している点です。街乗りからツーリング、ワインディングまで幅広く楽しめるマルチな性能を持ち、初心者からベテランまで幅広いライダーに支持されています。信頼性の高さと人気から、リセールバリューも比較的高く維持される傾向にあります。
ELIMINATOR(エリミネーター)|Kawasaki
ELIMINATOR(エリミネーター)は、カワサキが2023年に復活させたクルーザーモデルです。398cm³並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力は48PS/9,000rpmを発揮します。
特徴的なのは、ロー&ロングなスタイリングと735mmの低シート高です。これにより、幅広いライダーが足つき性の良さを実感できます。また、アップライトなライディングポジションにより、リラックスした姿勢での走行が可能です。
エリミネーターは、クルーザーらしい個性的なデザインと扱いやすさを両立しており、街乗りやツーリングを楽しみたいライダーに人気があります。カワサキの信頼性と独特のデザイン性から、リセールバリューも比較的高く維持される可能性があります。
MT-03|Yamaha
MT-03は、ヤマハが展開する320ccのネイキッドスポーツモデルです。320cc水冷4ストローク直列2気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は42PS/10,750rpmを発揮します。
特徴的なのは、コンパクトなボディサイズとアグレッシブなデザインです。780mmの低めのシート高と軽量な車体により、取り回しの良さと扱いやすさを実現しています。また、倒立フォークやラジアルタイヤの採用により、スポーティな走りも楽しめます。
MT-03は、街乗りからツーリング、ワインディングまで幅広く楽しめる汎用性の高さが魅力です。初心者からベテランまで幅広いライダーに支持されており、ヤマハの信頼性と人気から、リセールバリューも比較的高く維持される傾向にあります。
中型二輪を少しでも高く買取してもらうポイント
中型二輪のリセールバリューを高く保つためには、以下のポイントに注意しましょう。
●定期的なメンテナンス:エンジンオイルの交換や各部の点検を欠かさず行い、バイクの状態を良好に保ちます。
●走行距離:できるだけ低走行距離を維持することで、高値での買取が期待できます。
●外装の管理:傷や凹みを避け、洗車を定期的に行うことで見た目の印象が良くなります。
●純正パーツの保管:カスタムパーツを使用している場合、純正パーツも保管しておくと買取時に有利です。
●人気車種の選択:需要の高いモデルは、リセールバリューも高くなる傾向があります。
●適切な保管:屋内保管やバイクカバーの使用で、劣化を防ぎます。
●整備記録の保管:定期点検や修理の記録を残すことで、バイクの状態が証明できます。
これらのポイントに気をつけることで、中型二輪のリセールバリューを高く保つことができます。
まとめ
リセールバリューの高い中型二輪バイクには、カワサキのNinjaZX-4RシリーズやホンダのCBR400R、ヤマハのMT-03などがあります。これらは高性能と人気を兼ね備え、将来の売却時に有利です。
バイクの価値を維持するには、定期的なメンテナンス、低走行距離の維持、外装の管理、純正パーツの保管が重要です。また、人気車種を選び、適切に保管し、整備記録を残すことも大切です。
これらのポイントを押さえれば、中型二輪のリセールバリューを高く保つことができ、将来の売却時により良い条件で取引できるでしょう。