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冬は積雪や路面状況が悪くなり、ツーリングの難易度が上がる季節です。しかし、しっかりと事前準備を行うことで、冬でも安全にツーリングを楽しめます。冬にツーリングするなら、走りだけではなく、冬ならではの雪景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回は、関東で雪景色を楽しめるおすすめツーリングスポットをご紹介します。

志賀草津高原(群馬県~長野県)


ツーリングコースとしても人気の高い「志賀草津高原」は、冬ツーリングを楽しむライダーが多く訪れています。群馬県草津温泉から長野県湯田中までの約43㎞となっており、大自然の絶景を眺めながらのツーリングを楽しめます。

「志賀草津高原」はダイナミックなワインディングロードが魅力のスポットで、冬になると両脇を雪の壁で囲まれた「雪の回廊」を走ることができます。巨大な雪壁のなかを走る爽快感は、冬ならではの体験です。

雪景色を眺めながらリフレッシュ「草津温泉」

日本三名泉に数えられる群馬県の有名スポット「草津温泉」は、エリア一体に広がる「湯畑」が印象的です。特に冬の湯畑は、真っ白な雪の合間から湧きたつ湯けむりが風情を感じさせます。

また、冬の「草津温泉」は昼間でも氷点下になることがあり、寒さのあまりお湯が凍ってつららとなる姿も見どころです。夜にはライトアップイベントも実施されており、日中とは違った幻想的な雰囲気を味わえます。

国道最高地点「渋峠」

国道最高地点に位置しており、絶景スポットとしても人気の高い「渋峠」です。群馬県と長野県の県境にあり、全国の国道で最も高い標高2172mの地点には、シンボルの石碑が建てられています。

また、眼下に広がる芳ヶ平湿原を覆い隠すような雲海で知られており、朝焼けや雲海の絶景を見るために、多くの観光客が訪れています。

河口湖(山梨県)


富士山が望める絶景スポットとしても知られている「河口湖」は、ツーリングコースとしても人気があります。河口湖周辺では、富士山展望の定番スポット「大石公園」や休憩にぴったりな「道の駅 かつやま」などがおすすめです。

冬ならではのイベントや景色が楽しめるスポットが多いので、ぜひ一度訪れてみてください。

氷のオブジェが楽しめる「西湖樹氷まつり」

河口湖町にある西湖野鳥の森公園では、自然によって生み出されたアートが楽しめる「西湖樹氷まつり」が開催されます。

樹氷は大きなもので約10mにもなり、夜には、ライトアップされた氷のオブジェと富士山のコラボレーションが楽しめます。

開催期間

2024年2月3日~2月12日

駐車場

あり(無料)

入園料

無料

冬の花火イベント「河口湖冬花火」

「河口湖」では冬の花火が風物詩となっており、河口湖畔にある大池公園がメイン会場です。約1,500発もの花火が打ち上げられ、風のない日には、湖面に映る幻想的な花火を楽しめます。

冬の花火イベントで、夏とは違った雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

開催期間

未定(2023年は1月21日~2月19日の土日、2月23日 20:00~20:20)

駐車場

あり(無料)

入園料

無料

奥四万湖(群馬県)


四万川ダムのダム湖である「奥四万湖」では、美しい湖と雪景色が織り成す絶景が楽しめます。

「奥四万湖」は幻想的なコバルトブルーの湖で、「四万ブルー」と呼ばれています。また、湖の色は、太陽光の加減や季節、時間帯などによって微妙に変化するのが特徴です。

特に青みが強くなる時期は、雪解け水が流れ込む時期といわれています。

ツーリングで冷えた体には温泉がぴったり「四万温泉」

「奥四万湖」から約3㎞ほどのところにある温泉街「四万温泉」で、冷えた体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

「四万温泉」は、源泉が42ある歴史の長い温泉地として知られており、多彩な宿泊施設やグルメスポットが点在しています。また、四万という名称は、「四万種類の病気に効く」という説から付けられたとされ、明治時代から湯治場として栄えてきたスポットです。

パワースポット「榛名神社」

上毛三山の一つでもある「榛名山」中腹にある神社「榛名神社」では、雪化粧を纏った神社の神秘的な雰囲気が味わえます。

「榛名神社」は、火の神と土の神を祀っており、本社や双龍門は重要文化財に指定されています。また、多くの奇岩・巨岩に囲まれており、パワースポットとしても人気を集めているのが特徴です。

万座ハイウェー(群馬県)


雪景色を楽しみながら走りたい方におすすめのスポットは、群馬県にある「万座ハイウェー」です。

「万座ハイウェー」は嬬恋高原から万座温泉へと続く高原道路で、整備された走りやすい路面が特徴です。ツーリングコースとしても人気があり、冬のツーリングにもおすすめです。

■通行料金
二輪車(125cc超)・・・片道750円
軽自動車/普通自動車・・・片道1070円

霊験あらたかな「浅間山観音堂」

「万座ハイウェー」周辺のおすすめスポットは、嬬恋村にある鬼押出し園の敷地内にある「浅間山観音堂」です。

「浅間山観音堂」は、約240年前の浅間山噴火による溶岩が冷え固まった岩肌が特徴で、噴火の犠牲者を供養するために創建されました。

冬には、雪化粧を纏った浅間山と奇岩の造形美が絶景を醸し、多くの参拝客が訪れています。

参拝時間

8:00~17:00(最終入園 16:30)

定休日

なし(季節により休園期間あり)

入園料(鬼押し園)

中学生以上 700円 小学生 500円

駐車場

750台(無料)

おすすめのツーリングコース

万座ハイウェーを含むおすすめツーリングコースは、「鬼押ハイウェー」から万座ハイウェーまでの爽快ルートです。

まずは、国道146号線から鬼押ハイウェーへと入りましょう。鬼押ハイウェーでは、浅間山を望む絶景がライダーを迎えてくれます。鬼押ハイウェーを抜けたあとは、県道235号線に合流。県道235号線をしばらく走行したら、次に現れるのが「つまごいパノラマライン」です。

つまごいパノラマラインの広大なキャベツ畑が特徴の広域農道を抜けたら、国道144号線、県道59号線、国道292号線を経由し、「志賀草津道路」に向かいます。道中には2連続のヘアピンがありますので、十分注意してください。

志賀高原からは、市街地を抜ける国道292号線、国道403号線、県道499号線と経由し、「上信スカイライン」に入ります。上信スカイラインを抜けると、最終ルートの万座ハイウェーです。

まとめ

路面状況の悪化や低気温、視界不良など、注意すべき点が多くなる冬のツーリングですが、しっかりと準備することで安全にツーリングを楽しみましょう。

事前準備は、ライダーの装備だけでなく、ルートやスポットの状況、当日の天候なども重要です。特に雪の絶景スポット周辺では、積雪や凍結の恐れがあります。

クルマよりも自然を身近に感じながらドライブを楽しめるのは、バイカーならではの特権です。思わぬ事故には十分注意を払いつつ、冬ならではのツーリングをお楽しみください。