バイクを高く売るコツ

関東圏に暮らしているライダーさんにとってツーリングの候補地の1つとなるのが千葉県です。都心からのアクセスに優れていることはもちろん、海沿いで海風を感じながら走れるコースに、山間のアップダウンにカーブと緩急の効いたコースなど、ライディングに適したコースが豊富にあります。

そんな魅力的な千葉県は、ライダーさんにとってはコース以外にもツーリングを一層楽しくさせる立ち寄りスポットやグルメが充実しています。

そこで今回の記事では、千葉県内にあるおすすめスポット・グルメを一挙にご紹介していこうと思います!ツーリングの計画を立てる際にぜひご活用ください!

千葉県内のおすすめ立ち寄りスポット

それでは早速、千葉県をツーリングする際にぜひ立ち寄ってもらいたいスポットをご紹介していきます。

海ほたる

はじめに紹介するのは、東京湾に浮かぶ東京アクアラインのパーキングエリア、”海ほたる”です。東京アクアラインを走行する道のり、海ほたるから望む美しい東京湾の姿は格別の一言です。

海ほたるはパーキングエリアですので海鮮料理にラーメン、デザートとさまざまな食事を楽しめます。更に、飲食店の他にアミューズメント施設や足湯なども設置されており、サービスエリアとは思えないほどに施設を満喫することができます。

海ほたるでのUターンも可能となっていますので施設を満喫した後に、関東エリアから西の方面へ向かうこともできます(この際の通行料金は片道分となります)。

九十九里浜

首都圏から程近い海水浴場として、夏の時期になると多くの来訪者で賑わうのが”九十九里浜”です。海水浴スポットとして人気があることはもちろんですが、日本の白浜青松100選・日本の渚100選に選出されるほど美しい景色を眺めながらのツーリングも格別だといえます。

そして、西側に面していることもあり、九十九里浜からは水平線を上ってくる日の出も望むことができます。そのため早朝ツーリングをなさるライダーさんも多くいらっしゃいます。

九十九里浜近辺のツーリングとなると、九十九里ビーチライン(無料道路)、九十九里有料道路の2択になるかと思いますが、九十九里浜の海も見たいという場合には有料道路を使用するようにしましょう。残念ながら無料道路からは海を見ることはできません。

大山千枚田

日本の棚田100選に選出されている”大山千枚田”では、日本で古くから形作られてきた自然豊かな田園風景を眺めることができます。のどかな雰囲気に浸れば、心が洗われた気分にもなるかと思います。

また、団体向けに田植え体験、藍染体験などのプログラムも提供されています。懐かしさを感じる景色を眺めるだけでなく、日本で古くからなされてきた生活の一部を体験することで一層、感慨にふけることでしょう。

田園風景というと昼間でないと見られないと感じるかもしれませんが、大山千枚田では夜のライトアップも実施されています。夜間でも楽しむことができるツーリングスポットとなっているのも大山千枚田の魅力の1つだといえます。

濃溝の滝・亀岩の洞窟

洞窟内に射し込む光と水面に反射する光が合わさることでハート形に見えるとSNSで一躍有名になった絶景スポットが、”濃溝の滝・亀岩の洞窟”です。光が射し込む様子は非常に神秘的であり「ジブリの世界」と称されることもあるほどです。

濃溝の滝には無料駐車場も整備されていますが、ハート形の光が見えるのは3月と9月の午前6:30~7:30と限られた時間であるため、早朝にも関わらず多くの来訪者で賑わい駐車場が満車となることもあるようです。

「ハート形の光をどうしても見たい!」という場合には時間に余裕をもって訪れるようにしましょう!なお、たとえハート形の光が見えずとも非常に綺麗な場所なので立ち寄る価値は十分にあります!

高滝湖

ダムの建造によって水が溜まり形成される湖は人造湖と呼ばれますが、この”高滝湖”は千葉県下最大の貯水面積を誇ります。

湖の周囲には神社や美術館などもあり、さらにはボート釣りやワカサギ釣りなどの体験もすることができるとあって、観光スポットとして十分に楽しむことができる場所となっています。

「ボート釣りやワカサギ釣りをするとなると寒さを感じない時期でないと・・・」と思うかもしれませんが、ビニールハウス内での釣りを楽しむドーム釣りも実施されているため季節を問わず楽しむことができるようになっています。

千葉県内のおすすめグルメ

立ち寄りスポットを目指せば自然とお腹も空いてくることでしょう。ここで紹介するグルメを味わえばツーリングの続きのために英気を養えること間違いなしです!

なめろう丼

魚の身をたたきにしてネギや味噌、香味野菜を混ぜたものを”なめろう”と呼び、これは千葉県の郷土料理でもあります。なめろう丼は、そのなめろうをご飯の上に盛った料理のことです。

なめろうに使われる魚の主流はアジやイワシといった青魚のようですが、お店によってはマグロや金目鯛などを使うこともあるようで、なめろう1つをとっても実にさまざまな味わいを楽しむことができます。

魚介の鮮度こそ、なめろうの味の決め手になりますので、海沿い、さらには漁港が賑わっている地域だと美味しいなめろう丼にも出会いやすいといえます。なめろう丼を味わいたいと思った方は、ぜひ海沿いツーリングに駆け出してみてください!

はかりめ丼

”はかりめ”とは千葉県の中でも富津市で用いられる「あなご」を意味する方言です。

あなごの産地として有名である東京湾の玄関口に富津市は位置しているため、古くからあなご漁が盛んに行われており、そのような歴史も重なり、あなごは地元の方にとって昔から親しまれている名物食材となっています。

あなごの食べ方は寿司に釜飯とさまざまな形で提供されていますが、特に人気が高いのが煮あなごを丼ぶりに盛った”はかりめ丼”です。

あなごの旬は初夏ですので、これからの時期、益々旨味が増していきます。地元民も愛する味を楽しんでみたいと思った方はぜひ富津市近辺を通過するツーリングコースを計画なさってみてください。

まご茶漬け

千葉県は魚介を用いた郷土料理が多く存在しており、この”まご茶漬け”も千葉県の郷土料理の1つです。まご茶漬けは「孫茶」と呼ばれることもあり、孫に食べさせたいほど美味しい食べ物という意味で「まご茶漬け」の名前が付けられたともいわれています。

なめろう丼と似た料理ですが、具体的には魚をぶつ切り、またはたたきにしたものを醤油で味付けし、これをご飯に盛ってお茶を注いで食べます。注いだお茶に溶けだす魚の旨味はなめろう丼では味わうことができないので、似た料理でありながらも異なる魚介の味わいを楽しむことができます。

そして、まご茶漬けもなめろう丼と同じように、提供されるお店によって使う魚に違いがあり、魚の鮮度こそが美味しさの決め手になりますので、ツーリングの際には漁業が盛んな地域で開かれているお店を捜してもらえればと思います。

クジラ料理

クジラ漁は江戸時代以前から定着していた日本では馴染み深い漁業でしたが、現在では規制により捕鯨することが許可されている地域は全国で4ヵ所しかありません。そのうちの1つは実のところ千葉県南房総市であり、そのような背景もあって千葉県内には”クジラ料理”を提供する料理店が点在しているのです。

クジラの味わい方は竜田揚げにクジラカツ、ベーコンとさまざまありますが、新鮮なクジラ肉が流通する千葉県だからこそ味わえる1番人気の料理は”クジラの刺身”です。

刺身として味わうとなると赤みのイメージが強いかと思いますが、千葉県内の料理店であれば希少部位を味わえるチャンスもあります。普段食べることのないクジラ料理を味わって、ツーリングの素敵な思い出の1つにしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

千葉県内をツーリングする際に立ち寄ってもらいたいおすすめスポット、味わってもらいたいおすすめグルメをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

都心からのアクセスに優れた千葉県ですが、緑豊かな山々に美しい青が広がる海など、自然を感じられる場所も多くあり、”ちょっと遠出をして”自然を満喫することができる素敵な場所でもあります。もちろん、そんな自然の恵みを受けた食材も美味しいものばかりです。

ツーリング日和は梅雨入りまで続くかと思いますが、ぜひ今後のツーリング計画を立てる際の参考にしてもらえればと思います!