皆さんはバイク1台を所有するためにどれくらいの費用が発生するのかをご存じですか?実際にバイクをお持ちの方であれば、「今年も〇〇円くらい掛かるのかぁ」と時には頭を抱えた経験もあるのではないでしょうか?
バイクに発生する費用は普段バイクを使うために発生するものから、バイクを所有し続けるために発生する費用までさまざまあります。また、各種の費用は所有しているバイクの車種やご自身の免許の状態などにも影響しているため、所有者によってその額には差があります。
そこで、今回の記事ではバイクにはどのような維持費が発生するのかを徹底的に解説していこうと思います。
また、新たな年度(2022年4月1日)を迎えると軽自動車税が発生することになるため、ガレージで眠ってしまっているバイクなどをお持ちの方は、年度が新たになるのを機に手放したいと考えることもあるかと思います。バイクの買取に関しても触れていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
バイクにはどのような維持費が発生しているの?
冒頭でも触れさせていただきましたが、バイクの維持費には大きく分類して、”バイクに乗らずとも所有しているだけで発生する維持費”と”バイクの乗り方次第で変化する維持費”の2つが存在します。
特に、”バイクに乗らずとも所有しているだけで発生する維持費”に関しては、今回の記事を通じて、その内容をきちんと理解していただきたく思います。なぜなら、この維持費の支払いを忘れたり滞ったりしてしまった場合には、処罰に課せられる可能性も出てきてしまうからです。
以下より2種の維持費にはどのような費用が該当するのかを確認していきましょう。
バイクに乗らずとも所有しているだけで発生する維持費
このような費用に該当するのは以下の5つが挙げられます。
- 軽自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険・任意保険
- 車検費用
- 駐車場代
もう一方の維持費と比較すると、これらの費用のほとんどはバイクの排気量によって料金に違いが生じてくることに特徴があります。そのため、自分が乗っているバイクや、これから購入を検討しているバイクの廃棄量をきちんと確認しておくことが重要となります。
以下から各費用の詳細を確認していきましょう。
軽自動車税
最初に紹介するのは”軽自動車税”です。すべての車両に対して発生する税金ですので、「軽自動車税」という名前になっているものの、バイクに対しても発生する税金となっています。税金の納税義務となる対象者は、4月1日の時点でバイクを所有している方になります。
納税の必要の基準日は4月1日のみとなっているため、4月2日以降にバイクを購入された方や、3月31日までにバイクの登録を抹消した方には軽自動車税は発生しません。
つまりは、4月1日時点でバイクの所有者が1年分の税金を全額納めなければならないようになっているのです。軽自動車税の料金はバイクの排気量によって異なっており、具体的な税額は以下の表の通りとなっています。
排気量 | 軽自動車税 |
---|---|
50㏄以下 | 2,000円 |
50㏄~90㏄ | 2,000円 |
91㏄~125㏄ | 2,400円 |
126㏄~250㏄ | 3,600円 |
251㏄以上 | 6,000円 |
自動車重量税
次に紹介するのは”自動車重量税”です。この税金は、バイクの購入時や車検時に発生する費用であり、軽自動車税とは異なりすべてのバイクに対して毎年発生するものではありません。
バイクの排気量によって支払いの頻度や料金に違いがありますので、以下の表からご自身が所有しているバイクの場合にはどのように支払わなければいけないのかを確認するようにしましょう。
排気量 | 重量税 | |
---|---|---|
50㏄以下 | 0円 | |
50㏄~90㏄ | ||
91㏄~125㏄ | ||
126㏄~250㏄(新車購入時のみ) | 4,900円 | |
251㏄~400㏄ | 初年度登録後12年まで | 1,900円/年 |
初年度登録後13年~17年 | 2,300円/年 | |
初年度登録後18年以上 | 2,500円/年 | |
401㏄以上 | 初年度登録後12年まで | 1,900円/年 |
初年度登録後13年~17年 | 2,300円/年 | |
初年度登録後18年以上 | 2,500円/年 |
自動車重量税の支払いは基本的に毎年支払う形にはなっておらず、新車の購入時や毎回の車検時に、次の車検までの年数分をまとめて納付する形式がとられています。そのため、新車の購入時には3年分、車検時には2年分をまとめて支払うことになります。
自賠責保険・任意保険
次に挙げるのは”自賠責保険・任意保険料”です。これらは自動車保険と呼ばれるものであり、前者は加入義務が課せられています。一方の任意保険は任意で加入する保険ですが、万が一に備えての保険であるため多くの方が加入しているかと思います。
自賠責保険の料金はバイクの車種と契約年数によって違いが出てきます。以下の表から分かるように、契約期間が長いほどトータルでの保険料が安くなるようになっています(1年契約を5回締結するより、5年契約を1回締結する方が安価になっています)。
排気量 | 契約期間 | ||||
---|---|---|---|---|---|
12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | 48ヶ月 | 60ヶ月 | |
125㏄以下 | 7,280円 | 9,870円 | 12,410円 | 14,890円 | 17,330円 |
126㏄~250㏄ | 9,510円 | 14,290円 | 18,970円 | 23,560円 | 28,060円 |
251㏄以上 | 9,180円 | 13,640円 | 18,020円 | ー | ー |
一方の任意保険は、自賠責でカバーしきれない範囲の補償を行ってくれる自動車保険であり、この料金は保険会社ごとに違いがあるため、明確な基準があるわけではありません。そのため、実際の保険料を確かめるには各保険会社に問い合わせる必要があります。
基準額を示すことはできませんが、ゴールド免許所持者や保険加入から無事故である期間が長いほど保険料が安くなっていくようになっているかと思います。
車検費用
次に挙げるのは車検費用です。バイクの車検は250㏄超のバイクのみ必要ですので、250㏄超のバイクを所有されている方のみに発生する費用ということになります。バイクの車検費用も整備工場や車検を請け負うバイクショップ等によって違いがあるのですが、基本的には以下の4項目が費用として算出されています。
- 法定整備基本料金
- 法定費用
- 整備費用
- 交換した部品代
駐車場代
自宅にバイクを置けるスペースがある場合にはこの費用が発生することはありませんが、そのような駐車スペースがない場合には駐車場代も費用として掛かってくることになります。駐車場代も住んでいる地域や管理会社によって差額が大きいですので、利用したい駐車場の料金を確認するようにしましょう。
バイクの乗り方次第で変化する維持費
バイクに発生する維持費として、これから紹介するのは”バイクの乗り方次第で変化する維持費”です。主な費用には以下のものが挙げられます。
- ガソリン代
- 消耗品代
- 修理費用
それぞれの費用を確認していきましょう。
ガソリン代
まず紹介するのは走行のために定期的に発生するガソリン代です。バイクは四輪自動車などと比較すると燃費は良いので、結果的に四輪自動車と比べてひと月に発生するガソリン代も安く抑えられます。
125㏄以下のバイクなどでは1Lで50kmも走れるものもありますが、一方で400㏄を超えるようなバイクともなると排気量が大きくなるに連れて、その燃費は徐々に四輪自動車と同程度になっていきます。
消耗品代
次に挙げるのは消耗品代です。バイクの日々のメンテナンスなどのために発生する消耗品としては各種オイルやタイヤ、チェーンにライトの電球などが挙げられます。これらの消耗品は普段のバイクの乗り方次第で消耗具合を緩やかにすることもできますので、無茶のない丁寧な運転を心掛けるようにしましょう。
修理費用
最後に挙げるのは修理費用に関してです。基本的に安全で丁寧な運転をしていれば事故そのものに遭遇する・巻き込まれることも少ないかと思いますので、修理費用も発生することはないかと思います。
しかしながら、細かな傷や汚れなどは時間が経つに連れ目立つようになってくることもあるかと思いますので、時には修理費用が発生する場合もあります。予期せぬ事態に大きな費用が発生することもありますので、あらかじめ万が一に備えた予算を残しておくことが大事だといえます。
乗らずにガレージで眠っているバイクはありませんか?費用を抑えるためにも買取を検討してみましょう!
バイクに発生する維持費にどのような費用があるのかをご理解いただいたかと思いますが、読者の皆さんの中に、乗ることもなく、ただただ税金だけを支払ってしまっているバイクをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
世の中も年度末ムードに入ってきており慌ただしく時間が過ぎていっているかと思いますが、新たな年度を迎えると軽自動車税の支払いをしなければいけなくなりますので、乗ることもなくガレージに眠ってしまっているバイクをお持ちのようでしたら、買取業者やバイクショップへの買取を検討してみましょう。
バイクの買取額はメーカーから発売されてどれくらいの時間が経過しているのか、バイクの状態などに影響を受けますが、基本的には買取に出す場合には、思い立ってから直ぐに動き出すのがベストだといわれています。
以下の記事にて、バイクを買い取る際のポイントや各種の査定方法の詳細に関してご紹介していますので、ぜひ買取に向けてご活用ください。
【まとめ:買取の際にはStepupをご利用ください!】
バイクの維持費用に関して詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか?ぜひご自身が所有しているバイクにどれくらいの維持費用が発生するのかを気に掛けてみてもらえればと思います。
そして、バイクを所有することで削減すべき費用が発生していると感じたようでしたら、ぜひ買取を検討するとともに、バイクの買取専門業者”Stepup”へとご連絡ください!
Stepupではバイクの買い取り事業を中心にサービス展開をしており、メールや電話での買取査定依頼も受け付けております。他の買取業者よりも迅速な価格提示を行うことに誇りを持って買取サービスを実施しています。
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