神奈川県の南部に位置する三浦半島は、バイク(自動車)で東京都内から2時間ほどで足を運ぶことができる場所であること、海風を感じられる海岸線沿いを走行するルートがあることからツーリングスポットとして非常に人気のある場所になっています。
加えて、観光地域としても立ち寄れるスポットやおすすめのグルメも充実しており、ツーリングをより一層楽しむことができることも相まって関東圏内のライダーさんをはじめ、多くのライダーさん達にとって魅力的なスポットとなっています。
そこで、今回の記事では三浦半島ツーリングの魅力を、立ち寄りスポットやおすすめのグルメ等も交えながらご紹介していこうと思います。この記事を読み終わった後には「ぜひツーリングに行ってみよう!」と思える情報が盛りだくさんですので、少しでも多くのライダーさんの心に響くものになってもらえればと思います。
三浦半島ツーリングの魅力
まずはじめに三浦半島をツーリングする魅力に関して確認していきましょう!三浦半島だからこそのツーリングの魅力は以下のものが挙げられます。
- 東京都内から下道で2時間ほどで足を運べる
- ツーリングルートの全長が1周100㎞ほどで初心者もトライしやすい
- ツーリングはもちろん観光やグルメを楽しむ時間を確保しやすい
- 海岸線沿いのルートとなっていて海風を感じながらツーリングを楽しめる
それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう!
東京都内から下道で2時間ほどで足を運べる
冒頭でも説明しましたが、三浦半島は東京都内から下道を通ったとしても2時間ほどで足を運べる場所に位置しています。
ツーリングは長距離移動が前提となっているような面もあり、目的地に向かう都合上、誰かとツーリングに向かうとなると「朝8時に集合しよう!」といったこともよくある話です。しかしながら、三浦半島であればお昼の時間に間に合わせようと考えた場合であっても、午前10時頃に集まって向かっても問題なくたどり着くことができます。
ツーリングのための準備を慌てて行う必要が無いという意味でも魅力が大きいといえます。
ツーリングルートの全長が1周100㎞ほどで初心者もトライしやすい
ツーリングを始めて日が浅いといった場合、個人差はあるにしてもツーリングによる疲れを極端に感じることなく、かつ、ツーリングを満喫したという充実感を得ようと考えると往復距離として約200kmほどがおすすめだといわれています。
そのような場合に三浦半島のツーリングであれば、1周の距離も100㎞ほどであるため、自宅(東京都内を想定)から三浦半島までの往復距離を含めたとしても初心者にとってちょうどよい距離になっているといえます。
ツーリングはもちろん観光やグルメを楽しむ時間を確保しやすい
ツーリングの道のりは知らない場所を通ることもあるため、基本的に暗くなってからも走行することはあまりおすすめされません。そういった観点からツーリングの計画を立てる際には、帰宅時間を先に決定したうえでそこからの逆算でツーリングに費やす時間を決めていくことが望ましいとされています。
ツーリングスポットによっては上記のことを考慮すると観光やグルメのための時間を確保することが難しいということもあるかも知れませんが、三浦半島のツーリングであればツーリングルートの全長が100㎞ほどであるため、ツーリング以外のことに費やす時間を確保しやすいです。
海岸線沿いのルートとなっていて海風を感じながらツーリングを楽しめる
三浦半島はその名の通り半島であるため、ツーリングのルートは海岸線沿いを走行するものになっています。ツーリングの魅力には走行中の風を体で受け止める爽快感や、肌で直接感じられる季節感などがありますが、三浦半島のツーリングルートであれば海風を存分に味わうことができます。
また、出発時間や帰宅時間を調整すれば海と一緒に日の出や夕日を望むこともできるため、前述した観光やグルメはもちろん、自然の魅力も感じることができるスポットとなっています。
三浦半島で足を運ぶべき立ち寄りスポット4選!
三浦半島のツーリングの魅力を知っていただいた次に、実際に三浦半島のツーリングを計画する際にぜひ計画の中に入れてもらいたい、三浦半島の立ち寄りスポットをご紹介していこうと思います!
三浦半島でおすすめの立ち寄りスポットは以下の4つです。
- 城ヶ島公園
- すかなごっそ
- 大根丘陵縦断街道
- 長井飛行場跡
それぞれの立ち寄りスポットを詳しく見ていきましょう!
城ヶ島公園
1つめに紹介するのは、神奈川県、三浦半島の中では既に有名な観光地となっている”城ヶ島公園”です。
広い芝生の公園や絶壁と岩場の海岸、海岸に灯る美しい2つの灯台など、公園内だけでも魅力ある場所が充実しており、1日を掛けて満喫するポイントも紹介されているほどに有名な場所となっています。
また、公園内にはハイキングコースも設置されており、ハイキングを楽しむ中で数々の雄大な景色を望むこともできる観光スポットとなっています。
城ヶ島公園へ行く場合には有料の橋を渡る必要がありますが、徴収時間は3月から9月までは午前8時から午後7時まで、11月から2月までは午前8時から午後6時までとなっています。この時間以外であれば無料で通ることができます。
また、公園内では有料駐車場に駐車する必要がありますが、1日料金として設定されていますので、急いで回ろうと思わずに楽しんでもらえればと思います。
すかなごっそ
2つめに紹介するのは、三浦半島にある大型農産物直売所の”すかなごっそ”です。
大型の農産物直売所と謳っているだけあり数多くの地元野菜が販売されています。また、野菜の販売だけでなく、その他の食品も多様に揃っています。
そして、ツーリングで小腹が空いたという場合には葉山牛を用いたコロッケやメンチカツなどの惣菜をぜひ食べてみて頂ければと思います!ツーリングがより一層楽しいものになります。
大根丘陵縦断街道
三浦半島のツーリングは海岸線沿いを走れる魅力あるルートとお伝えしましたが、ライダーさんの中でもマイナーな内陸部に位置する絶景ルートがあります。それが”大根丘陵縦断街道”です。
大根丘陵縦断街道の最大のハイライトは小高い丘の頂点を超えた後の下り部分です。一面に大根菜の緑が広がる畑地帯を望むことができ、日本の原風景的な景色を味わうことができます。また、走行中の正面には相模湾を見据えることとなり、これもまた絶景だといえます。
三浦半島の海沿いツーリングだけでは満足感が得られなくなってきた際にはぜひこちらの街道も走ってみられてください。
長井飛行場跡
最後に紹介するのは、”長井飛行場跡”です。飛行場跡となっている通り、飛行場があるわけではなく、その面影を感じることのできる場所となっています。
ここは歴史的にみると、昭和18年から建設の始まった帝国海軍の航空基地でしたが、太平洋戦争の終結となる昭和20年に完成した後に終戦とともに目的を果たすことなく、アメリカ軍に接収されヘリコプター基地として役割を担っていました。
そして、吉の中に居住区等の建設が行われるといった歴史を経ながら、現在では滑走路のみが残る場所となっています。
三浦半島のおすすめグルメ3選!
最後に紹介するのは三浦半島のおすすめグルメ3選です!ぜひツーリングの計画に食事の時間も設けて三浦半島の旬の味覚を満喫していただければと思います。
三浦半島のおすすめグルメは以下の3つです。
- シーボニアクラブハウスレストラン
- Scapes The Suite(スケープス・ザ・スウィート)
- ジャンボ市場の食堂
それではそれぞれのグルメを見ていきましょう!
シーボニアクラブハウスレストラン
1つめに紹介するのは小綱代湾に面したリビエラシーボニアマリーナの一画に位置する、”シーボニアクラブハウスレストラン”です。
店内は白と青を基調とした海を感じられるインテリアとなっており、加えて一面が窓になっているため解放感も抜群であり、三浦半島の美しい海を望むことができます。
ここでは相模湾で水揚げされた魚介類や、地元で育てられた季節の野菜を味わうことのできる創作料理が提供されており、軽食から満足感のあるランチまで幅広いメニューが揃っています。
Scapes The Suite(スケープス・ザ・スウィート)
2つめに紹介するのは、”スケープス・ザ・スウィート”です。この施設はホテルであり、1階部分がレストランとなっています。
1階の窓からは森戸の美しい海を望めるだけでなく、空気の澄み渡った日には悠々と聳える富士山もその目に映すことができます。
提供される料理には契約農家から直送されている葉山牛や三浦の野菜が用いられており、ランチ・ディナーともに満足感の得られるコースからアラカルトまでさまざまな料理がラインナップされています。
ジャンボ市場の食堂
最後に紹介するのは地元の人から愛されるスーパーであるジャンボ市場の2階に併設されている食堂です。
海産物が豊富に販売されているだけあり、食堂も海鮮丼をはじめとして海の幸を用いた料理が豊富に提供されています。
食事で気に入った食品があった場合には、1階のスーパーにて購入して帰ってもいいかと思います。価格も手頃なものとなっていますので、買い過ぎてしまわないように気を付けましょう!
まとめ
三浦半島でツーリングする魅力と、三浦半島ツーリングの際に立ち寄ってもらいたいスポット、味わってもらいたいグルメに関してご説明してきましたがいかがだったでしょうか?
「三浦半島に行ってみたい!」というお気持ちが少しでも湧いてきたでしょうか?記事内で紹介したように三浦半島は都内から足を運びやすい立地にありますので、ぜひ1度ですべてのスポット・グルメを満喫するのではなく、時間を掛けて何度も楽しんでもらえればと思います。
そして、その中で自分だけの三浦半島の魅力を発見していってもらえれば嬉しく思います。