バイクを高く売るコツ

バイクを購入する際、将来の売却価格を気にしたことはありませんか?実は、原付一種・二種の中にも高値で売れる人気モデルがあるんです。維持費が安く、都市部での利便性が高い原付バイクは、リセールバリューの高さも魅力の一つ。本記事では、高値で売れる原付一種・二種のモデルをご紹介します。これから原付バイクを購入予定の方、将来の売却を考えている方必見!人気モデルの特徴やスペックを知れば、あなたの選択肢がきっと広がるはずです。

リセールバリューが高い人気の原付一種・二種


リセールバリューとは、購入したバイクを売却する際にどれだけの価格で売れるかを示す指標です。これはバイクの人気や希少性、状態などに大きく左右されます。特に原付一種・二種においては、スクーターや趣味性の高いレジャーバイクが高値で売れる傾向があります。

リセールバリューが高いモデルを選ぶことで、将来的な売却時に有利な条件を得やすくなります。特にホンダやヤマハの一部モデルはリセールバリューが高く、市場で安定した評価を得ています。

GIORNO(ジョルノ)|Honda


ホンダのGIORNO(ジョルノ)は、イタリアンテイストな丸みのあるボディラインが特徴的なレトロ調デザインのスクーターです。1992年に発売され、女性を中心に高い人気を得ました。2022年にモデルチェンジを受け、現行モデルは水冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載しています。

スペックとしては、全長1650mm、全幅670mm、全高1015mm、シート高720mm、車両重量81kgと、コンパクトで扱いやすいサイズとなっています。最高出力は3.3kW(4.5PS)/8000rpmで、最大トルクは4.1N・m(0.42kgf・m)/6000rpmです。燃費性能も高く、日常の足として使いやすい設計になっています。シンプルでエレガントなスタイルと、現代的な機能性を兼ね備えた点が、幅広い年齢層に支持されている理由といえるでしょう。

Vino(ビーノ)|YAMAHA


ヤマハのVino(ビーノ)は、1997年に発売されたレトロスタイルのスクーターです。車名はイタリア語でワインを意味し、洗練されたデザインと親しみやすさを両立させています。現行モデルは、ホンダのジョルノと同じく本田技研工業熊本製作所で製造されているOEM車です。

スペックは、全長1650mm、全幅670mm、全高1015mm、シート高720mm、車両重量81kgで、ジョルノとほぼ同じサイズです。エンジンは水冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒で、最高出力3.3kW(4.5PS)/8000rpm、最大トルク4.1N・m(0.42kgf・m)/6000rpmとなっています。

ビーノの人気の秘密は、かわいらしいデザインと扱いやすさにあります。都市部での運転に適したコンパクトなボディと、十分な収納スペース、優れた燃費性能が、特に女性ライダーから支持を集めています。また、カスタマイズの幅が広いことも、ビーノの魅力の一つとなっています。

CT125ハンターカブ|Honda


CT125ハンターカブは、1960年代から愛されてきたハンターカブの現代版として2020年に登場しました。オフロード走行にも対応できる設計と、冒険心をくすぐるデザインが特徴です。スーパーカブC125をベースとしながら、不整地走行に適した改良が施されています。

スペックは、全長1960mm、全幅805mm、全高1085mm、シート高800mm、車両重量120kgです。エンジンは空冷4ストロークOHC単気筒で、最高出力6.8kW(9.2PS)/7000rpm、最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/4500rpmを発揮します。

ハンターカブの人気の理由は、クラシカルなデザインと現代的な性能の融合にあります。大型のキャリアや、アップマフラー、ワイヤースポークホイールなど、実用性とスタイルを両立させています。オンロード、オフロードを問わず活躍できる汎用性の高さも、多くのライダーを魅了しています。アウトドア愛好家やキャンプツーリングを楽しむライダーにも支持されています。

クロスカブ110|Honda


クロスカブ110は、スーパーカブをベースにアウトドアレジャーを想起させるスタイルと装備を与えたバリエーションモデルとして、2013年に登場しました。スーパーカブの実用性とオフロード走行の楽しさを融合させた個性的なモデルです。

スペックは、全長1905mm、全幅750mm、全高1050mm、シート高775mm、車両重量106kgです。エンジンは空冷4ストロークOHC単気筒で、最高出力6.4kW(8.7PS)/7500rpm、最大トルク8.5N・m(0.87kgf・m)/5500rpmを発揮します。

クロスカブ110の人気の秘密は、その多目的性にあります。街乗りからちょっとしたオフロード走行まで対応できる汎用性の高さが魅力です。大型のフロントバスケットや、広くて厚いシートクッションなど、実用的な装備も充実しています。

また、カスタマイズの自由度が高く、個性的なスタイルを楽しめることも支持される理由の一つです。2022年のマイナーチェンジでは、フロントブレーキがディスク式となり、ABSも搭載されるなど、安全性も向上しています。

モンキー125|Honda


モンキー125は、1967年に登場した初代モンキーのDNAを受け継ぎつつ、現代的な性能と装備を備えた125ccモデルとして2018年に登場しました。レトロでキュートなデザインと、本格的な走りを両立させた人気モデルです。

スペックは、全長1710mm、全幅755mm、全高1030mm、シート高775mm、車両重量107kgです。エンジンは空冷4ストロークOHC単気筒で、最高出力6.9kW(9.4PS)/7000rpm、最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/5250rpmを発揮します。

モンキー125の人気の理由は、そのユニークなスタイリングと楽しい乗り味にあります。コンパクトなボディながら、大人がしっかりと乗れるサイズに設計されています。倒立フォークや前後ディスクブレーキなど、本格的な装備も魅力です。また、カスタマイズの幅が広く、オーナーの個性を表現しやすいことも支持されています。街乗りからちょっとしたツーリングまで楽しめる多用途性も、幅広い層から支持される理由となっています。

まとめ

原付一種・二種のバイクは、コンパクトで扱いやすく、維持費も安いことから、多くの人に愛用されています。本記事では、リセールバリューの高い人気モデルをご紹介しました。ホンダのジョルノ、ヤマハのビーノ、そしてホンダのCT125ハンターカブ、クロスカブ110、モンキー125は、それぞれ個性的なデザインと実用性を兼ね備えており、中古市場でも高い人気を誇っています。

これらのモデルは、日常の足としての使いやすさはもちろん、趣味性の高さやカスタマイズの自由度も魅力です。バイクを購入する際は、乗り心地や機能性だけでなく、将来の売却も視野に入れて選ぶことをおすすめします。リセールバリューの高いモデルを選ぶことで、長期的な視点でのお得感も得られるでしょう。自分のライフスタイルに合ったバイクを見つけ、楽しいバイクライフを送ってください。