バイクを選ぶ際、リセールバリューを意識したことはありますか?軽二輪バイクは、性能やデザインだけでなく、将来の売却時にどれだけの価値を保てるかも重要です。あなたも「できるだけ高く売りたい」と感じているなら、リセールバリューの高いモデルを選ぶことが得策です。
このコラムでは、高リセールバリューを誇る軽二輪バイクを紹介し、購入後も満足できる選び方をサポートします。
リセールバリューが高い人気の軽二輪
リセールバリューとは、購入したバイクが将来売却される際にどれだけの価格で売れるかを示す指標です。特に軽二輪は、維持費の安さと実用性から人気が高く、一定のリセールバリューが期待できます。
リセールバリューが高くなるポイントとしては、ブランドの信頼性、モデルの人気、そして状態の良さが挙げられます。特に、定期的なメンテナンスや適切な保管が行われているバイクは、長期的に価値を維持しやすいです
Rebel250(レブル)|Honda
HondaRebel250は、2017年に発売されたクルーザースタイルの軽二輪バイクです。2020年にはマイナーチェンジを受け、さらに魅力的なモデルとなりました。
スペックとしては、水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、最高出力26PS/9,500rpm、最大トルク22N・m/6,500rpmを発揮します。車両重量は171kg、シート高は690mmと低く設定されており、初心者でも扱いやすい特徴があります。
Rebel250の人気の理由は、そのデザインと乗りやすさにあります。アメリカンスタイルを現代的にアレンジしたデザインは、若い世代からも支持を集めています。低いシート高と軽量な車体により、足つき性が良く、市街地での取り回しも容易です。また、リラックスしたライディングポジションは長距離走行でも疲れにくく、通勤からツーリングまで幅広く活用できます。
さらに、カスタマイズの自由度が高いことも人気の要因です。多くのアフターパーツが販売されており、個性的なバイクに仕上げることができます。これらの特徴により、Rebel250は幅広い層から支持を得ており、リセールバリューの高さにも繋がっています。
NinjaZX-25R|Kawasaki
KawasakiNinjaZX-25Rは、2020年に発売された250cc4気筒のスーパースポーツバイクです。約30年ぶりに復活した250cc4気筒エンジンを搭載し、バイク業界に大きな話題を呼びました。
スペックとしては、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力45PS/15,500rpm、最大トルク21N・m/13,000rpmを発揮します。車両重量は183kg、シート高は785mmとなっています。
NinjaZX-25Rの人気の理由は、その圧倒的な性能と希少性にあります。250ccクラスでは珍しい4気筒エンジンを搭載し、高回転型エンジンならではの伸びやかな加速と心地よいサウンドが魅力です。また、トラクションコントロールやクイックシフターなど、大型バイク並みの先進装備を搭載しているのも特徴です。
デザインもNinjaZX-10Rを彷彿とさせるaggressiveなスタイリングで、見た目の迫力も抜群です。サーキット走行を楽しむユーザーも多く、スポーツライディングの楽しさを追求できるモデルとして高い評価を得ています。これらの特徴から、NinjaZX-25Rは希少価値も高く、リセールバリューの維持に貢献しています。
Ninja250|Kawasaki
KawasakiNinja250は、2008年に登場して以来、常に250ccスポーツバイク市場をリードしてきたモデルです。2018年にフルモデルチェンジを受け、さらに進化を遂げました。
スペックとしては、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力35PS/12,500rpm、最大トルク22N・m/10,500rpmを発揮します。車両重量は166kg、シート高は795mmとなっています。
Ninja250の人気の理由は、バランスの取れた性能と扱いやすさにあります。スポーティなルックスと高い運動性能を備えながら、初心者でも扱いやすい特性を持っています。低中速域でのトルクも豊かで、街乗りから高速道路までストレスなく走行できます。
また、ABS(アンチロックブレーキシステム)やアシスト&スリッパークラッチなど、安全性と操作性を高める装備も充実しています。デザインも大型Ninjaシリーズを彷彿とさせるスタイリッシュなものとなっており、見た目の満足度も高いです。
さらに、長年の販売実績によるブランド力と信頼性も、Ninja250の魅力の一つです。これらの要因が相まって、中古市場でも高い人気を誇り、リセールバリューの維持に貢献しています。
YZF-R25|Yamaha
YamahaYZF-R25は、2014年に登場した250ccのフルカウルスポーツバイクです。2019年にはフルモデルチェンジを受け、より洗練されたモデルとなりました。
スペックとしては、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力35PS/12,000rpm、最大トルク23N・m/10,000rpmを発揮します。車両重量は169kg、シート高は780mmとなっています。
YZF-R25の人気の理由は、本格的なスポーツバイクの走りを気軽に楽しめる点にあります。MotoGPマシンYZR-M1をイメージしたアグレッシブなデザインは、多くのライダーの心を掴んでいます。倒立フォークやLEDヘッドライトなど、高級感のある装備も魅力です。
エンジン特性は低中速域から高回転域まで滑らかで扱いやすく、初心者からベテランまで幅広いライダーに支持されています。また、コンパクトな車体とエルゴノミクスに優れたライディングポジションにより、街乗りから長距離ツーリングまで快適に楽しめます。
さらに、ヤマハの信頼性の高さとブランド力も、YZF-R25の価値を高めています。これらの特徴が、中古市場での人気と高いリセールバリューにつながっています。
MT-25|Yamaha
YamahaMT-25は、2015年に登場したネイキッドスポーツバイクです。YZF-R25のエンジンとシャシーを基本に、アップライトなライディングポジションと個性的なデザインを特徴としています。
スペックとしては、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力35PS/12,000rpm、最大トルク23N・m/10,000rpmを発揮します。車両重量は167kg、シート高は780mmとなっています。
MT-25の人気の理由は、その扱いやすさと個性的なスタイリングにあります。アグレッシブなデザインは、ヤマハのMTシリーズの特徴である「ダークサイド・オブ・ジャパン」のコンセプトを体現しており、若いライダーを中心に大きな支持を得ています。
ネイキッドバイクならではの開放感あるライディングポジションは、街乗りでの取り回しの良さと長距離走行時の快適性を両立しています。また、YZF-R25と同じエンジンを搭載しているため、スポーティな走りも楽しめます。
さらに、カスタマイズの自由度が高いことも魅力の一つです。多くのアフターパーツが販売されており、自分好みのバイクに仕上げることができます。これらの特徴が、MT-25の高い人気とリセールバリューの維持につながっています。
まとめ
軽二輪バイクの中でも、HondaRebel250、KawasakiNinjaZX-25R、Ninja250、YamahaYZF-R25、MT-25は特に高いリセールバリューを誇ります。これらのモデルは、優れた性能、個性的なデザイン、扱いやすさ、カスタマイズ性の高さなど、それぞれの特徴で幅広い層から支持を得ています。
ブランド力や信頼性も相まって、中古市場でも人気が高く、価値を維持しやすい傾向にあります。バイク選びの際は、走行性能だけでなく、将来の売却も視野に入れて検討することをおすすめします。