グループでバイクツーリングするならインカムが便利!6つの選び方のポイントを解説

この記事をご覧になっているライダーさんの多くは、ツーリングの経験も豊富なことと思います。

また、ソロツーリングに限らず、グループでのツーリングなども数多く楽しまれてきたのではないでしょうか?

しかしながら、グループツーリングにはグループだからこそのトラブルなどもあることと思います。

代表的なものとしては、先頭車が分かれ道で走行するルートを間違えてしまい、後続車も間違えてしまうパターンです。

道を間違えてしまうことも醍醐味だといえますが、走行中であっても間違えていることを伝えられると、ツーリングの時間ロスを防ぐことができますよね。

そんなときに役立ててほしいのが”インカム”です。

インカムを使えば、走行音に遮られることなく、走行者同士で会話をすることができるようになるため、走行ルートを間違ったときもトラブルが小さく済みますね。

今回の記事では、十数年の間で劇的に進歩を遂げてきたインカムがどのようなアイテムか紹介するとともに、実際に使い始める場合の選び方について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

インカムの基本機能と使い方

ツーリングに便利なインカムは、Bluetoothという無線システムを用いており、これによって、スマホやナビ、インカム同士の音声がつながるようになっています。

インカムの使い方は非常に簡単で、ヘルメットの内部にマイク(収音機能)とヘッドフォン(出音機能)を装着するだけです。

走行中に使用するものですので、インカムの操作自体は非常にシンプルになっており、簡単な操作1つで会話や音楽などのモードに切り替えられるようになっています。

インカム利用のシーン別メリット・デメリット

走行中であっても快適な音声通信を叶えてくれるインカムですが、シーン別にメリットやデメリットもさまざまです。

メリットの大半は音声通信が実現されるからこそ叶えられているものですが、さまざまなシーン別にその特徴を詳しく掘り下げていきましょう。

タンデムツーリングのメリット・デメリット

タンデムツーリング(二人乗りツーリング)でインカムを使う大きなメリットは、走行中の会話が可能になることが挙げられます。

「走行中でも顔が近いのだから、声も届くだろう」と思われる方もいるかも知れませんが、ヘルメット(フルフェイス)でも被っていると、信号待ちの時などでないと声は届きません。

インカムを使えば、信号待ちに限らず、走行中の景色を一緒に楽しむための会話ができるようになりますので、ツーリングが更に楽しくなること間違いなしです!

デメリットとしては、グループツーリングにも通じるものですが、音声通信をする人数分、または各自が、インカムを用意しなければいけないことが挙げられます。

タンデムツーリングであれば最低でも2つ必要です。法外な値段ということはありませんが、それなりの出費となりますので、お財布との相談が必要になります。

グループツーリングのメリット・デメリット

複数人でツーリングをする、グループツーリングでインカムを使うことのメリットは、冒頭にて紹介したように、道を間違えた際のトラブルを小さく抑えられることが挙げられます。

そもそもの道を間違うことも少なくなるといえるでしょう。

走行中にはもちろん会話もできますので、ツーリング参加者同士の走行中の楽しさが倍増するといえます。

一方のデメリットとしては、走行以外にも、会話やインカムの操作など、できることが増えますので、走行に対する集中力の低下が生じられる可能性が考えられます。

会話に気を取られ過ぎないように十分に注意しましょう。

ソロツーリングのメリット・デメリット

これまで会話が実現できる点をインカムのメリットとして紹介してきましたが、会話が生まれないソロツーリングにもメリットはちゃんとあります。

大きなメリットは、ナビの音声案内や音楽、ラジオなどを聞くことができ、退屈を紛らわせられることです。

ツーリング中の目に映る景色はもちろんですが、耳に流れてくる地域独自のFMラジオなどを聞いてみるのも、ツーリングの魅力になるといえるでしょう。

デメリットとしては、グループツーリングと同様に、走行にきちんと気を配らないと事故の原因になってしまうことが挙げられます。

インカム選びの6つのポイント!

これまでの説明で、ツーリングシーンでのインカムの利便性を感じてもらえたかと思います。

しかしながら近年のインカムは、インカムが登場した当初より性能が飛躍的に向上しており、どのような使用シーンをイメージするのか、そのシーンに適した機能を備えたインカムを選ぶことがポイントとなりつつあります。

そんな選び方の6つのポイントは以下の通りです。

  1. 通話できる人数
  2. 通話できる距離
  3. 連続使用時間
  4. 音質(オーディオシステム)
  5. 防水・防塵機能
  6. 他機種との接続性

どれも外せない機能だと思いますが、製造しているメーカーによって重点を置いている機能はさまざまです。

以下の説明から、どの機能を特に重要視したいのか参考にしてもらえればと思います。

通話できる人数

手頃な値段のインカムであれば2人、4人、6人ほどの人数が同時に会話可能になっています。

MESH機能が搭載されたインカムであれば最大15人もの同時通話が可能となっています。

15人ものグループでツーリングをすることは稀かも知れませんし、15人同時通話をするためには15人すべてが、同様のインカムを持つ必要があります。

普段ツーリングする際にはどれくらいの人数で走行しているのか、インカムを用意するそれぞれの人の予算などを考慮する必要があるといえます。

通話できる距離

通話できる距離も短いものであれば200mほどですし、長いものとなると2,000mにまで達します。

通話可能人数と同じようにMESH機能が備わったインカムであれば2,000m以上の長距離通信も可能となっています。

ツーリングする人数が増えれば増えるほど、グループが走行する際の先頭者から最後尾までの距離は長くなりますので、これもまた普段の使用シーンを十分に検討することが大切だといえます。

連続使用時間

インカムは基本的に充電をして使います。1度の最大充電での連続使用可能時間は、8時間~20時間ほどとなっています。

インカムによっては走行中でも充電できるものもあります。

普段のツーリングで、出発してから家に戻ってくるまで、どこかの宿泊地に到着するまでに、いつもどれくらいの時間を掛けてツーリングしているのかを、振り返ってみるようにしましょう。

音質(オーディオシステム)

音質は会話の聴き取りやすさに直結するものですので、高音質のインカムの方が快適に利用できると思います。

単にナビの案内を聴き取りやすくしたいだけであれば、音質もさほどこだわる必要はないかも知れませんが、ツーリング中の会話にも華を咲かせたい人はぜひ高音質タイプを見つけてみてください。

機能が充実したグレードの高い機種であれば、大抵のインカムが高音質のオーディオシステムを搭載していますので、結果的に他の機能の面からも使い勝手に優れるようになるといえます。

防水・防塵機能

インカムはヘルメットの内部に取り付けるものですが、バイク走行そのものが外気に晒されるものですので、雨天のときのことも十分に考えておく必要があります。

走行する場所によっては砂誇りなどの塵が舞い上がっている中を走らないといけないこともあるかと思います。

インカムを長く使い続けていくためにも、防水・防塵機能が備わっているのかをきちんとチェックするようにしましょう。

他機種との接続性

同じメーカーから販売されている同じ機種のインカムであれば、接続において何一つ問題は生じませんが、他メーカーとの接続の場合には、自分のインカムに機能が備わっているのかを気に掛ける必要があります。

グループでツーリングする際には、参加者みんなが同じインカムを使うとは限りませんよね。

うっかり他の人と接続できなかった、なんてことにならないためにも、購入するインカムにユニバーサルジョイント機能が備わっているかも確認するようにしましょう。

まとめ

ツーリングの際のライダー同士の意思疎通に役立つインカムの基本機能と、購入する際の選び方のポイントに関して説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

グループツーリングでの意思疎通はもちろん、ソロツーリングでの情報収集や退屈しのぎと、インカムはあらゆるツーリングシーンで役立てることができます。

登場から十数年経ちインカムの性能は飛躍的に向上していますので、使い勝手は以前より更に向上しています。

ぜひ日頃のツーリングのマストアイテムとしてご検討されてみてはいかがでしょうか?