バイクの不動車って販売されているの?不動車の販売買取を徹底解説!

車やバイクを手に入れようとした場合、新車や中古車を購入するのが一般的かと思いますが、これらの方法以外にも”不動車”を調達しようとするライダーさんもいらっしゃいます。

不動車は新車や中古車よりも少ない費用で調達することができるかと思いますが、いざ不動車を手に入れようと思っても、動かない状態にあるバイクですから「どこに行けば購入できるのか分からない!」とお考えの方は多いかと思います。

事実、不動車を販売している専門業者は少ないかと思いますが、その理由としてはそもそも不動車を買い取る買取業者が全体の母数に対して少ないことが挙げられます。仮に不動車を引き取るにしても、買取業者側で修理して再び稼働するようにすることも多いですからね。

そこで、今回の記事では不動車となっているバイクの販売と買取に関して詳しく解説していこうと思います。不動車を手に入れたいという方も、不動車を手放したいという方にも役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧になってください!

まずは「不動車」の定義を確認!

不動車とは、簡単にいうならば自走できない状態となっている車(バイク)のことを指しています。自走できない状態となっている車を指す言葉には、不動車以外に、事故車・故障車などがありますが、不動車は特に”長期間バイクを放置していたことで”動かなくなってしまった状態にあるバイクを指していることが多いです。

不動車となってしまう原因はさまざまですが、主なものは以下の3つに分類されます。

  • エンジンが掛からなくなっている
  • 故障しているが修理をしないままでいる
  • 車検が切れてしまっている

エンジンが掛からなくなっているバイクは自走できないため不動車として扱われるようになります。エンジンが掛からない原因は何らかの故障が考えられますが、理由が何であれエンジンが掛からない以上自走できないため、不動車と見なされます。

また、エンジンに関わらない故障が原因で自走できないものも不動車と扱われます。仮に修理することで直せる場合でも、未修理状態であれば不動車と見なされます。

加えて、先に説明した故障等に関わらず、車検が切れているために法的に走行してはいけない(走行できない)状態にあるバイクも不動車と見なされることになります。

不動車バイク調達の手引き

まずは不動車バイクを手に入れる、手に入れてからの手引きに関してご説明していきます。先の説明でも明らかなように不動車であっても、メンテナンスや修理をすれば再び走れるようになる場合もあるため、費用の面で不動車を調達しようと考える方は一定数いらっしゃいます(場合によっては鑑賞用として手元に置いておきたいという人もいるかと思います)。

しかしながら冒頭でも触れたように、不動車は中古車販売店などで販売されているわけではないため、別の手段で入手しなければなりません。以下から詳しく確認していきましょう。

不動車の調達方法

不動車は一般的なバイク取扱店では購入することができません。主な調達手段には以下のものがあります。

  • オークション
  • フリーマーケット
  • 解体業者

それぞれの調達手段を詳しく見ていきましょう。

オークション

オークションを利用する人は多いため、不動車バイクが出品されている可能性が高いのですが、利用者が多い故に状態のよいものや人気のあるモデルなどはすぐに落札されてしまう可能性が高いという特徴があります。

また、オークションの場合には、車の状態を正確に把握することが難しいです。購入後、どのような用途で不動車バイクを利用するかに依りますが、修理を経て再度走行できるようにしたいとお考えの方は、状態をしっかり確認してから購入する必要があります。

フリーマーケット

フリーマーケットサービスはオークションと比較すると、不動車バイクを処分しようと考えて(処分するしか手段がないと考えて)出品する人が多いため、価格として安上がりで済むことが多い傾向にあります。運が良ければ、タダ同然の価格で購入できることもあるかも知れません。

解体業者

スクラップする前の不動車であれば、交渉を経て解体業者から買い取れることもあるかも知れません。しかしながら、スクラップ前の状態とはいえ、解体業者が所有しているバイクであるため、調達にあたっては多少の費用が掛かることは理解しておきましょう。

このような費用さえも抑えたいと考えている場合には、解体業者などではなく不動車を放置している個人の方に直接交渉をするのも1つの策だといえます。解体業者との交渉よりもハードルが高くなってしまうかも知れませんが、お得に譲ってもらえる可能性も秘めています。

不動車のメンテナンス・修理方法

不動車の定義の説明から明らかなように、自走できない状態にある原因が軽微な故障などであればメンテナンスや修理を経て再度走行できるようになることもあります。そして、修理方法としては以下の方法が考えられます。

  • 業者に修理してもらう
  • 自分で修理する

それぞれの方法を更に掘り下げていきましょう。

業者に修理してもらう

修理をしようと考えた際に専門店に依頼するのはオーソドックスな方法であり、かつベターな方法だともいえます。しかしながら、故障の具合によっては修理のための費用が膨らみすぎる可能性があることも理解しておく必要があります。

加えて、修理内容だけでなく、修理を行う業者によっても費用は変動するので、安価で修理を実現できる業者を選び抜き、費用を抑えるように意識してみましょう。

自分で修理する

修理に関するある程度の知識・技術があり、故障の程度が軽微であるならば、自分自身で修理してしまうというのも1つの策だといえます。しかしながら、走行性能に直接影響するような部分は後々、バイクを使う際のことも考慮して、修理業者に任せてしまうのがベストだといえます。

不動車バイクの処分(買取など)の手引き

不動車バイクの購入方法が分かったところで、今度は処分の方法に関して確認していきましょう。

不動車を処分するとなると、解体して廃棄してしまうしかないと考える方もいるかも知れませんが、これまでの説明からも明らかなように、不動車は再度走行できるようになる可能性を秘めています。

そのため、修理することも加味して不動車バイクを買い取ってくれる専門業者さんなどもいらっしゃいます。単に解体するしかないと考えていた方にとっては、不動車バイクから何かの資金を手にできるチャンスがあるというわけですから、解体以外の方法も検討してもらいたく思います。

そして、主な不動車バイクの処分方法としては以下の方法が挙げられます。

  • 廃車専門の業者に買い取ってもらう
  • 新車・中古車の販売店で下取りしてもらう
  • 解体業者に買い取ってもらう

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

廃車専門の業者に買い取ってもらう

買取業者にもさまざまな業者が存在していますが、特に廃車を専門として買取を行っている業者であれば、不動車バイクであったとしても価値を付けてくれる可能性は非常に高いです。

一般のバイク買取業者ではバイクをバイクとして販売していくための流通網を有していますが、廃車専門の買取業者であれば、不動車に付属されているパーツなどにも価値を見出してくれるため、不動車バイクを買い取った後に解体を行い、それぞれのパーツを独自の流通網に流していくのです。

このような特徴があるため、不動車バイクを買い取ってもらう際に高値が付きやすいのは、各パーツがきれいな状態にあることだといえます。バイクとしては動かずとも、パーツはきれいな状態にある、カスタムを施していたから純正パーツはきれいなまま保管しているという場合には、廃車専門の業者を検討してみましょう。

新車・中古車の販売店で下取りしてもらう

買取は難しくとも、不動車バイクを下取りしてくれるディーラーや中古車販売店は一定数あります。下取りは新しいバイクへの買い替えを前提としており、下取りをする業者側にとっても利益が生まれることが確約されているため不動車バイクを引き取るハードルが下がっているのです。

しかしながら、下取りは買取よりも査定が厳しく設定されていることも多く、不動車の場合にはほとんど値が付かないということもあります。場合によっては廃車の費用まで請求されてしまうということもあり得るので、契約を結ぶ前に各責任の所在はどうなっているのかを確認しておきましょう。

解体業者に買い取ってもらう

廃車専門の買取業者がバイクをバイクとしてではなく、バイクのパーツなどに価値を見出すように、解体業者の場合には不動車バイクを解体した後の鉄くずに価値を見出してくれるため、どれだけ重度な故障がある不動車バイクであっても値を付けてもらえます。

買取の金額は処分しようとしているバイクの重量と、処分をするときの鉄の時価で決まりますが、バイクの場合には1~3万円ほどが相場かと思います。

バイクの状態に依ることなく買取を実現してもらえるからこそ、これ以外に紹介した処分方法を試したうえで値を付けてもらえなかった場合の最終手段として、解体業者への買取を選択できることを頭の隅に置いておきましょう。

まとめ

不動車バイクの購入方法と処分方法に関して詳しく解説してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?不動車バイクは自走機能を有しているバイクと比較すると、走行することができないというハンデがある分、購入先(販売店)を見つけることが難しく、かつ処分(買取)するにも買い取ってくれる業者の母数が少ないです。

しかしながら、今回の記事で解説してきたように、ハンデがあるからこそ購入しようとした際には新車・中古車のバイクを購入するよりもお得に手にすることができますし、ハンデがあるからこそパーツや解体後の鉄くずに価値を見出してくれる業者さんも存在します。

もしお手元にガレージなどで眠ったままになっている不動車バイクをお持ちのようでしたら、ぜひ今回の記事を参考にして価値ある処分を実現してもらえればと思います。