バイクを高く売るコツ

寒さの厳しい冬を乗り越えて3月へ突入しましたが、読者の皆さん・ライダーの皆さんはいかがお過ごしですか?少しずつ暖かな季節へと移り変わってきていることもあり、休日にはツーリングを楽しまれているという方も多いのではないでしょうか?

日本には全国、津々浦々にツーリングを楽しむことができる場所がありますが、今回の記事では特に”東海エリアの”おすすめツーリングルート・ツーリングスポットをご紹介していこうと思います。

東海エリアは関東・関西の中間に位置していることもあり、多くのライダーさんがツーリングを楽しんでいることはもちろん、日帰りや泊りがけ(関西・関東から出発する場合)、どちらも選択肢として挙がってくるため、数日を掛けて楽しむツーリングも1日の時間を満喫するツーリングも味わうことができます。

「次のツーリングはどこに行こうかな?」とお悩みの方は今回の記事を参考に次回も楽しいツーリングライフをご計画してもらえればと思います。それでは早速、東海エリアでおすすめのツーリングルート・ツーリングスポットを見ていきましょう!

おすすめツーリングルート3選!

東海エリアでおすすめのツーリングルートは以下の3つです。

  • 茶臼山高原道路
  • 知多半島/国道247号線
  • 渥美半島/国道42号線・国道259号線

3月に入り春の暖かな気候はツーリングに適しているといえますが、この時期はまだまだ寒さを感じることもあるかと思います。着脱のしやすい格好で上記のツーリングルートを楽しんで貰えればと思います。それでは、それぞれのツーリングルートを詳しく見ていきましょう。

茶臼山高原道路

1つめに紹介するのは、愛知県内の山岳で最高峰である茶臼山(標高1,416m)の山腹を縫うように走っている、「茶臼山高原道路」です。美しい緑に囲まれながら走行することができるのですが都内から距離もあるため、行楽シーズンであったとしても渋滞することなく進むことができます。

元々、茶臼山高原道路は有料道路でしたが、2008年以降には無料で開放されるようになりました。このルートの途中には観光スポットとしても名高い「茶臼山高原」があり、春には芝桜、秋には紅葉とススキが織りなす美しい景色を望むことができます。

また、高所地ですので、夏は避暑地として、冬にはスキー場としても人気を集めており、1年を通して観光客が絶えることがないルートです。

知多半島/国道247号線

2つめに紹介するのは愛知県・知多半島を走る国道247号線です。この道路は知多半島の西海岸を走っているため、夕方には伊勢湾の方向に沈んでいく美しい夕日を望むことができます(東海地方のツーリングルートは東西に延びる形であることが多いため、西側に海を望める格好になることが案外少ないんです!)。

国道247号線は名古屋市南部から知多半島を経由し豊橋市まで通じている延長151kmの道路ですが、ツーリングルートとしては常滑市から知多半島の先端までの約30kmの区間が特におすすめです。

渥美半島/国道42号線・国道259号線

3つめに紹介するのは愛知県・渥美半島を走る国道42号線と国道259号線です。この半島では海からの風が常に吹き込んでいるため風力発電が盛んに行われています。風力発電機を風車に見立てて、息を吹きかけている写真をSNSなどに挙げている方もいらっしゃいますよね。

国道259号線は渥美半島の北側(三河湾側)を走行するルートであり、国道42号線は南側(太平洋側)を走行するルートとなっています。どちらのルートであっても海を望むことができますが、特に、太平洋側を走る国道42号線はサーファーのサーフスポットとしても屈指の海岸線を望むことができ、ダイナミックな波の姿は圧巻の一言です。

おすすめツーリングスポット6選!

東海エリアでおすすめのツーリングスポットは以下の6つです。

  • 名古屋港ガーデンふ頭
  • ラグーナテンボス
  • 白川郷
  • 伊勢神宮
  • 伊東マリンタウン
  • 浜名湖大橋・浜名湖ガーデンパーク

ツーリングの楽しみ方はさまざまあり、ワインディングコースを走る際の体感や走行中の風を受ける体感を楽しむ方や、ツーリングルートを走る中で通る観光スポットを満喫する方など、ツーリングの楽しみ方には限りがありません。

ツーリングを楽しむ際には、単に走行するだけでなく、これから紹介するツーリングスポットをも楽しんでもらえればと思います。

名古屋港ガーデンふ頭

1つめに紹介するのは名古屋港の美しい景色を望むことができる「名古屋港ガーデンふ頭」です。

具体的には名古屋市南部に位置する伊勢湾岸自動車道を走行することになりますが、走行中には東海有数の工場地帯やコンテナターミナルを見渡すことができ、特に夜の中で煌々と輝く夜景をその目に焼き付けてもらいたいスポットです。

この自動車道には大きな橋がいくつか架かっているのですが、その中でも特に「名港トリトン」と呼ばれる3つの斜張橋が有名です。雄大な橋に加え、工場地帯が作り出す美しい景色とツーリングスポットとして充実しています。

また、名港中央インターを降りると名古屋ベイエリアまでの道のりはあっという間で、ベイエリアにさまざまある観光施設(水族館・ショッピングモールなど)を満喫することもできます。ベイエリアには無料休憩所「ポートハウス」も設置されており、ツーリングを楽しむライダーさんには嬉しいポイントだといえます。

ラグーナテンボス

2つめに紹介するのは、愛知県蒲郡市に位置する「ラグーナテンボス」です。ラグーナテンボスは複合リゾート施設であり、施設内ではさまざまなアクティビティを楽しむことができるだけでなく、宿泊をすることもでき、ぜひ時間を掛けて満喫してもらいたいスポットとなっています。

加えて、「おさかな市場」「シーサイドレストラン」といったように海産物グルメを味わうことのできるショップも充実していますので、海産物を求めて足を運んでみるのもおすすめだといえます。

白川郷

3つめに紹介するのは、豊かな自然と合掌造りの建物が立ち並ぶ、正に「日本の原風景」ともいうべき姿を今に伝えている「白川郷」です。

冬の時期になると雪に覆われる白川郷ですが、春から秋の季節にはツーリングにもってこいの場所であるため、観光客も一段と多く賑わいを見せてくれます。

白川郷へと向かうルートアクセスも充実しており、東海北陸自動車道を経由して快適に白川郷へと向かうことのできるルート、国道156号線を経由したのんびりとツーリングを楽しめるルートなどがあります。

白川郷にはバイク専用の駐車場も用意されていますので、白川郷観光も安心して楽しむことができるようになっています。

伊勢神宮

4つめに紹介するのは、約2,000年もの歴史を今に伝えてきた三重県・伊勢市に位置する「伊勢神宮」です。日本書紀では伊勢の美しさを気に入った天照大御神(あまてらすおおみかみ)がその地を選んだと伝えられています。

伊勢神宮は全部で125の宮社から成り立っており、その中でも外宮と内宮は多くの参拝者が訪れる伊勢神宮の中心的な宮社となっています。外宮と内宮は徒歩で約50分ほどの距離がありますので、両方のお参りをする際には約3時間~4時間を所要時間として考えておくことになるかと思います。

また、1日の時間を掛けられるという場合には内宮の門前町である「おはらい町」やその一画にある「おかげ横丁」もぜひ立ち寄ってみてもらいたく思います。食べ歩きができるグルメが豊富にあることはもちろん、伊勢名物である赤福の本店もおはらい町の中にあり、ツーリングに華を添えてくれること間違いなしです。

伊東マリンタウン

5つ目に紹介するのは静岡県・熱海市に位置する道の駅「伊東マリンタウン」です。静岡県熱海市といえば温泉街として多くの温泉旅館が立ち並んでいるスポットですが、温泉だけでなく、熱海周辺に広がる美しい海岸線を望めることからツーリング目的で訪れるライダーさんも非常に多いです。

そして、熱海に訪れたライダーさんにぜひ立ち寄ってもらいたいのが伊東マリンタウンです。伊東マリンタウンは大型の複合施設であるため、レストランでの食事から、各種のショップでの買い物を楽しめるだけでなく、海を一望できる立ち寄り天然温泉や足湯、マリーナなども設置されており、楽しみ方に限りがありません。

浜名湖大橋・浜名湖ガーデンパーク

最後に紹介するのは静岡県内にある浜名湖を南北に貫くように掛かっている「浜名湖大橋」です。浜名湖内の村櫛、弁天島、雄踏の3点を結んでいる道路であり、路上からは四季折々の浜名湖の姿を目にすることができます。

そして、浜名湖大橋を渡った先には、四季折々の花々が彩る「浜名湖ガーデンパーク」という公園もあり、ツーリングの疲れを癒やすには絶好のスポットとなっています。約3,000m^2の広大な花畑には、春にネモフィラ、夏にひまわり、秋にコスモスが植栽され一面を埋め尽くす花々の景色は圧巻の一言です。

ガーデンパーク内には公園以外にも観光施設が充実していますので、花々以外にもさまざまな方法でツーリングの疲れを癒やすことができます。

まとめ

東海エリアでツーリングをする際にぜひおすすめしたい、ツーリングルート・ツーリングスポットをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

これからの季節、益々ツーリングを楽しむ人が増えていくかと思いますが、ツーリングを何度も楽しまれたという方の中には「どこにツーリングしよう?」と悩まれる方もいらっしゃるかと思います。

東海エリアには今回の記事でご紹介した以外にもさまざまな楽しめるルート・スポットがありますので、今回の記事を参考にして(東海エリアへの)次回のツーリングルートを計画するだけでなく、ぜひライダーさん自身にとってお気に入りのルート・スポットを見つけてもらえればと思います。

この記事が多くのライダーさんだけでなく、これからライダーになろうとしている初心者さんの心をくすぐるものとなれば幸いです。