バイクを高く売るコツ

今回のテーマは『バイクのタイヤの選び方』です。
タイヤが減ってきたから変えたいけどどうすれば良いかわからない!別のタイヤも履いてみたい!と言った方に向けて、バイク用タイヤの選び方を解説します。
種類、サイズ、構造などの説明も記載している初心者ライダーの方向けの記事となっておりますので、タイヤが気になってきた方は要チェックです!!

理想のタイヤ選びの流れ

まずはタイヤ選びの流れをご説明します。
初心者ライダーの方は下記の流れに沿ってタイヤ選びをしてみてはいかがでしょうか?

  1. タイヤ種類の把握
  2. 変える目的を考える
  3. 理想のタイヤを探そう
  4. 最適なタイヤに履き替える

step1:種類を把握しておこう

タイヤの溝が約0.8mm以下になると、「スリップサイン」が出てきます。

スリップサインとは、タイヤ側面の「三角マーク」付近にある、少し盛り上がった部分のことです。この部分がはっきりと見える状態(タイヤの溝と同じ高さになっている状態)が、交換のサインとなります。

いま履いているタイヤの側面を見てみましょう。

下記の画像のような、そのタイヤに関する情報が記載されています。

画像引用元:https://www.8190.jp/bikelifelab/useful/supplies/200212/

タイヤを選ぶときには、自分の普段の走り方や用途を考えて履き替える必要があります。

タイヤというものは、基本的にはサイズが合っていれば、履くことができます。
また、バイク用のタイヤには、構造上の違いとして「ラジアルとバイアス」の2種類、さらに「チューブタイヤとチューブレスタイヤ」があります。
種類により内部構造や釘等の異物が刺さった場合の対処法が全く違います。

また、タイヤのへん平率、ロードインデックス、スピードレンジ、チューブタイヤなのかチューブレスなのかといった点が走行性能に大きく影響しますのでこれらも注意が必要です。
たまにツーリングに出かけるような使い方には、比較的安価で乗り心地の良いバイアスタイヤが最適など、ご自身に合った使用用途が求められますのでご自身にあったタイヤを考えてみましょう!

↓当店ブログでも簡単にまとめていますので、下記の記事もご参考に読んでみてください!

step2:目的を考えよう

バイクの用途によってタイヤの種類も異なります。

  • 見た目がかっこいいタイヤにしたい
  • 減りが早いから長寿命タイヤにしたい!

あえてタイヤを変えて、違いを楽しみたい!という方は『タイヤに何を求めるか?』を考えてみましょう。
全てを満足させるタイヤは存在しませんが他を捨ててでも改善したい事である事が大切です。

特に不満がないなら純正タイヤもオススメです。

step3:理想のタイヤを探す

ここからは今まで集めた情報を元に、バイク屋さんに相談する、またはタイヤカタログやサイトで適合するタイヤを選びましょう。

タイヤの幅が変わるとどうなる?

タイヤの幅を太くすると安定感がでます。
その代わりカーブでバイクを寝かしにくくなったり、重くなって最高速が落ちる事もあります。

逆にタイヤを細くすると、加速性が上がり、バイクを寝かしやすくなります。その代わりグリップ力や、安定感が犠牲になります。

細いタイヤ太いタイヤ
倒しやすくなる
軽くなる
加速性、最高速が上がる
グリップ力が上がる
安定感が出る
起こしやすくなる
グリップ力が上が下がる
安定感が減る
起こしにくくなる
倒しにくくなる
重たくなる
加速性、最高速が落ちる

扁平率を変えるとどうなる?

扁平率が変わると車高が変わり、走行性能にも影響を与えます。
扁平率とはタイヤ幅に対しての高さ(タイヤの厚み)を表している数値なので、純正より扁平率が高ければ車高は高くなり、扁平率が低ければ車高は引くなります。
タイヤ幅、リム幅が同じで扁平率だけが違う場合、タイヤの接地面積が画像のように変わり、グリップ感や倒しやすさが変わってきます。

タイヤの溝の違い

タイヤの溝も走りに影響します。
溝が多いと濡れた悪路に強く、溝が少ないほど乾いた舗装路に強くなります。これはなんとなく理解できますね。

溝が少ない(浅い)溝が多い(深い)
乾いた路面に強い
レース仕様
雨でも滑らない
寿命が長い
普段使い、ツーリング
寿命が短い乾いた路面のグリップ力は劣る

おすすめタイヤメーカー

ブリヂストン

タイヤといえばブリヂストンを思い浮かべる人も多く、世界に誇る日本のブランドです。ロングライフのツーリングタイヤからハイグリップなスポーツタイヤまで幅広くラインナップされています。
タイヤのキャラクターとしては、コンパウンド(ゴムの柔らかさ)を重視しタイヤの剛性が高い設計が特徴です。

ミシュラン

フランスのタイヤメーカーミシュランは、独自の構造を最適化した優れたタイヤ作りを実現しているメーカーです。サーキットユースから通勤通学用のタイヤまで幅広くラインナップしており、あなたの用途に合ったタイヤを見つけることが可能でしょう。
タイヤのキャラクターとしては、タイヤもサスペンションの一部という考えで軽量、しなやかな設計をしていることが特徴です。

ピレリ

イタリアのタイヤメーカーであるピレリは、レースの世界で常にトップクラスの実力を持ったタイヤを製造しています。
そのため、レーシングなイメージを強く持っている人も多いでしょう。
オンロード・オフロード問わずレーシングタイヤを作り続け、レースで培われたテクノロジーは惜しみなく市販タイヤにフィードバックされています。
タイヤのキャラクターとしては、剛性を下げてタイヤを潰しグリップを稼ぐような設計が特徴です。

まとめ

  • まずはどんな乗り方を考えているか考える
  • 純正バイクのタイヤ(種類・サイズなど)を理解する
  • 適合タイヤの中から自分の理想を探す
  • 遂に履き替え!

以上タイヤの選び方についての記事でした。
お乗り換えの際はStepupにお気軽にご連絡ください!