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鎌倉エリアには、神社仏閣などの歴史を感じさせるスポットが多く点在しています。また、風情のある街並みから古都鎌倉とも呼ばれており、四季折々の自然豊かな景色と日本文化が魅力です。

今回は、鎌倉周辺のおすすめツーリングスポット10選をご紹介します。歴史的な寺社をはじめとして、鎌倉の魅力的なスポットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

鎌倉大仏殿高徳院


鎌倉大仏として有名であり、鎌倉観光の名所として人気を集めているのが「鎌倉大仏殿高徳院」。高さ11.3メートルもの仏像は当時の状態を保っており、重要な日本の歴史的遺産の一つです。また、高徳院は浄土宗の仏教寺院であり、法然上人(1133~1212年)の説かれた教えを布教しています。

境内には、売店や御朱印所などが設置されており、拝観にはバリアフリーに配慮した造りになっているのが特徴です。駐輪場が設置されていますが、自転車・50㏄バイクのみとなっているため、注意しましょう。

拝観時間:8時~17時30分(10月~3月は8時~17時)
拝観料:一般・高校生・中学生300円、小学生150円(大仏胎内の拝観料:50円)

長谷寺


「長谷観音」とも呼ばれている長谷寺は、「海光山慈照院長谷寺」が正式名称です。長谷寺には高さ9.18メートルの十一面観世音菩薩像があり、日本最大級の木彫仏といわれています。

また、長谷寺の境内は四季を通じて花が絶えない「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれ、多くの観光客に愛されています。有数の景勝地にも数えられており、40種類、2500株ものアジサイが美しく咲く景色が見事です。

アジサイ以外にも、ウメやボタン、キキョウ、サザンカなど、四季折々の美しい花の景色が楽しめます。

拝観時間:8時~16時30分(4月~6月は8時~17時)
拝観料:大人400円、小学生200円

鶴岡八幡宮

「鎌倉の守り神」「武士の守り神」として、人々の精神のよりどころとされてきた鶴岡八幡宮です。鶴岡八幡宮では、身も心も清めた上で神様にお供え物を献上し、真心こめてご奉仕するため、一年を通してさまざまな「まつり」が執り行われています。

また、美しい雅楽と巫女の舞とともに、歴史情緒溢れる御社殿で神前式が執り行われる様子が多く見られます。

敷地内にある「鶴岡ミュージアム」では、鎌倉の歴史や文化などを知ることができます。社寺や史跡、近隣の文化施設への情報を発信する文化交流施設でもあり、多くの観光客が訪れるスポットです。

【鶴岡八幡宮】
拝観時間:5時~21時(10月~3月は6時~21時)

【鶴岡ミュージアム】
営業時間:10時~16時30分
定休日:月曜日

報国寺


1334年に創建された報国寺には、鎌倉市指定文化財である釈迦如来坐像が祀られています。年間を通してさまざまなイベントが開催されており、毎週日曜日には、すべての方が参加できる「坐禅会」が執り行われています。

敷地内にある「竹の庭」では、竹の間に差し込む日差しや風によって竹が軋む音など、季節や天気、時間帯によって変化する竹の姿を楽しめるでしょう。

拝観時間:9時~16時
拝観料:高校生以上400円、小・中学生200円

明月院(あじさい寺)


境内を、数千本ものアジサイが埋めつくす姿から「あじさい寺」とも呼ばれている明月院です。明月院に咲くアジサイは明月院ブルーと呼ばれており、多くの観光客に愛されています。

明月院に祀られている木造上杉重房坐像は、国の重要文化財に指定されています。また、アジサイが咲き乱れる境内は国の指定史跡にもなっており、鎌倉を代表する観光スポットです。

拝観時間:9時~16時
拝観料:高校生以上500円、小・中学生300円

材木座テラス


鎌倉の歴史に触れたあとは、サーフクラブやスタジオ、レストランなどの複合施設「材木座テラス」でゆっくりと過ごすのはいかがでしょうか。

材木座テラスには6つの施設が入っており、一日ゆったりと過ごせるスポットです。施設内にはホテルも用意されているため、宿泊で利用する観光客も多く訪れます。

ツーリングで訪れるライダーも多い国道134号線沿いにあるため、休憩や立ち寄りスポットとしてもおすすめです。

新江ノ島水族館


鎌倉からも近く、アクセスしやすいエリアとして江ノ島がおすすめです。江ノ島周辺は、鎌倉・湘南エリアの定番ツーリングコースにもなっており、多くのライダーが訪れます。特におすすめなスポットは、閉館となった江ノ島水族館から2004年に新たにオープンした新江ノ島水族館です。

新江ノ島水族館では、テーマ別の水槽展示に加えて、ウミガメとの触れ合いプログラムなどが用意されており、家族連れで訪れる方も多いスポットです。

新江ノ島水族館は、SDGsを意識した取り組みを行っています。特に、水の環境とそこに生きる命をメッセージとして、未来の地球環境を考えるきっかけとなることを目指した展示活動が特徴です。

江ノ島サムエル・コッキング苑


和洋折衷なムードが特徴の植物園「江ノ島サムエル・コッキング苑」では、四季折々の花や植物を楽しめます。

また、敷地内には、湘南のシンボルとしても親しまれている展望灯台「江ノ島シーキャンドル」、江ノ島フードを堪能できる「TODAIKITCHENDELI&TEA」などのスポットがあり、グルメと景色の両方を楽しめます。

夜には多くのイルミネーションで敷地内を彩る「湘南の宝石」が開催されており、関東三大イルミネーションの一つです。

【江ノ島サムエル・コッキング苑、江ノ島シーキャンドル】
営業時間:9時~20時

【湘南の宝石】
開催期間:2023年11月23日~2024年2月29日

恋人の丘龍恋の鐘


江ノ島ならではの景観スポットを訪れたい方には、江ノ島に残る恋物語にちなんで造られた「恋人の丘龍恋の鐘」がおすすめです。

龍恋の鐘付近のフェンスに、固い絆で結ばれている証として、2人の名前を書いた南京錠をつけることで永遠の愛が叶うとされています。

鎌倉高校前駅


江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」は、人気アニメ「スラムダンク」の聖地として有名です。近くの踏切がアニメの舞台として使用されており、多くの観光客で賑わっています。

定番ツーリングルートとされている国道134号線沿いにあるため、バイクで立ち寄ることも可能です。

ただし、シーズン中には多くのファンが訪れるため、あまりに混雑することから警備員が常駐しています。グループツーリングなどで訪れる際は十分に注意してください。

まとめ

鎌倉は、歴史のある寺社や史跡が多数存在し、古くからの日本文化を感じられるエリアです。今回ご紹介した内容以外にも、鎌倉の魅力が詰まったスポットがまだまだあります。

ツーリングを通じて、自分好みのスポットを探すのも楽しみ方の一つです。今回の内容を参考に、ツーリング計画を立ててみてはいかがでしょうか。